新しいものを導入するタイミング

造居の家づくり

新しいものは好きなのですが、お客様にお勧めするときには責任が伴います。

ですから、まずは自分で試して良し悪しを見きわめるようにしています。

こんにちは。造居の小澤です。
 

■真似ではない新しいものが好き

私はけっこう新しいもの好きで、電化製品などの情報には関心があります。

誰かの真似ではない新しいものを考えた人はすごいと思いますし、そのような姿勢が好きですね。

ただ、まったく新しいものには不具合がつきもので、それらが改良された2番手や3番手の方がよいと思うこともあります。

特に住宅の設備などお客様にお使いいただくものの場合、軽々しく新製品をお勧めすることはできません。
 

■自分で試すようにしています

そこで、新製品はできる限り自分で試すようにしています。

どのような不具合や弊害があるのかを知り、お客様にお勧めしてもよいものかどうか判断します。

住宅や住宅設備は高額で、一般の方が気軽に試すことはできません。

それだけに、私はお客様の代わりを務めるつもりで、自宅や造居の事務所でいろいろなものをテストしてきました。「自分の家なら失敗してもいい」と思っているので、いろいろな製品を知ることができて面白いですね。

例えば、波トタン(ガルバリウム鋼板)の横張りは、まず事務所の外壁で試しました。波トタンの横張りは、通常は行いません。その理由としては、雨水が縦に流れずに横に流れるため水が侵入するリスクが高いと言われることなどが挙げられます。

しかし、波トタンを縦張りにすると倉庫のような外観になってしまうのに対し、横張りにすると印象が変わり、デザインの魅力が増します。

試さずに諦めるのはもったいないと考え、試しに造居の事務所で施工してみたわけです。

結果として、きちんとした施工を行えば、波トタンの横張りでも問題ないことが確認できました。

 

オンライン打ち合わせ

新しいものといえば、最近はオンライン打ち合わせが一般的になりました。

造居でも業者さんとの打ち合わせをオンラインで行うことがあります。

しかし、お客様とのオンライン打ち合わせは、今のところ行っていません。

というのも、造居にいらっしゃるお客様は人と人との繋がりを大事にされる方が多いと感じているからです。

私たちもお客様が一生を過ごす家を建てさせていただく以上、お会いしてじっくりとお話したい…。そのため、どうしてもオンライン打ち合わせに積極的になれないのです。

そのようなわけで、お客様から強いご希望がない限り、打ち合わせは必要な対策をきちんと取った上で対面で行っています。

新しいものを導入する際の私の考え方をご紹介しました。新しいものをお勧めすることについては基本的に慎重ですが、もちろんお客様から「これを使いたい」というご希望があれば、プロの目でチェックした上で使わせていただきます。お気軽にご相談ください。