“立春はじまり”のカレンダー

造居の家づくり

今年も立春でカレンダーが始まりました。
こんにちは。造居の小澤です。

私が造居の事務所で使っているカレンダーは、立春で1年が始まります。今年の立春は2月3日でしたね。
4月4日は二十四節気の清明。天地がすがすがしく明るい空気に満ちるころです。

■「手の物語」さんのカレンダー
このカレンダーは住まい通販ネット「手の物語」さんが制作しているものです。
手の物語さんは住まい関連の「半製品」を扱っている会社です。半製品というのは取り付けたら完了の製品ではなくて、設計する人や工事する人の手によってカタチが与えられ、そこから物語が生まれる製品のことです。
造居が採用しているびおソーラーも、その1つですね。

■二十四節気 七十二候とは?
手の物語さんのカレンダーには、二十四節気(にじゅうしせっき)七十二候(しちじゅうにこう)が記されています。

暦は自然と人々の暮らしを結びつけるものです。しかし、太陰暦と太陽暦を組み合わせた太陰太陽暦(旧暦)では、どうしてもズレが生じてしまい、農耕や漁が中心の暮らしに差し支えがありました。
そこで、季節感を補うために用いられていたのが二十四節気(にじゅうしせっき)でした。
二十四節気は1年を春夏秋冬の4つの季節に分け、さらにそれぞれを6つに分けたものです。二十四節気には、その1日を表す意味と、次の節気までの期間を表す意味があります。つまり、期間としての二十四節気は、それぞれ約15日間です。
二十四節気をさらに3等分したのが七十二候(しちじゅうにこう)。1候の期間は約5日間です。

二十四節気の清明(4月5日ごろ~4月19日ごろ)には七十二候の玄鳥至(つばめきたる、4月5日ごろ~4月9日ごろ)、鴻雁北(こうがんかえる、4月10日ごろ~4月14日ごろ)などがあります。
今は南からつばめが渡ってくる季節、そしてそろそろ雁が北へ帰っていく季節になるのですね。

■自然を感じながら暮らす
二十四節気・七十二候を意識して生活すると、やはり季節と合っているな…と感じます。
特に、寒いときに「早く春にならないかな」「草木が芽吹いてこないかな」と立春を待つのはいいものだと思います。
たしかに、立春を迎えても、まだ少し肌寒くて春には早い印象があるかもしれません。でも、もう少し気を付けてみると、「風が冷たいけれど、少し春っぽい日が増えてきたな」と小さな幸せを見つけることができます。

■季節のある暮らし
造居がつくる家は、庭の草木から季節の移り変わりを感じられる家です。
お客さまがせっかく建ててくださる家ですから、造居は草木を取り入れて外観を整えることまで考え、家のプランをつくっています。

緑のある暮らし

手の物語