吹き抜けに面した物干しスペースがオススメな4つの理由

家づくりノウハウ

洗濯物を室内干しすることが多いご家庭では、干しやすさや乾きやすさまで考えて間取りをつくると、快適な暮らしにつながります。
こんにちは。造居の小澤です。

今は花粉症の方たちにはつらいシーズン。6月からは雨の季節が始まります。洗濯物の室内干しが増え、生乾きに悩まされる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
また、ご夫婦そろって帰宅時間が遅くなりがちなお家では、年間を通して部屋干しをされていると思います。
今回は、吹き抜けに面した2階の物干しスペースをお勧めする理由をご紹介します。

理由① あたたかい空気が通るから乾きやすい
吹き抜けに面した2階のスペースでは、部屋干しの洗濯物がよく乾きます。
吹き抜けはあたたかい空気が上っていく通り道だからです。
また、多くのご家庭では室内環境を快適にするためエアコンを使っていますので、吹き抜けを上に移動する空気はやや乾燥しています。これも、洗濯物が乾きやすい理由です。
さらに、吹き抜けの近くには光を取り込む大きな窓を配置することが多いため、太陽のエネルギーによってもよく乾きます。
衣類乾燥機や浴室乾燥機がなくても、洗濯・乾燥をラクにこなすことができますね。

理由② 乾燥しがちな空気に潤いを与える
全館空調を導入している家では、冬場に空気が乾燥すると言われます。私がお話を伺った方の家では、すべての部屋で加湿器を動かしても湿度が20%くらいで、無垢の床板同士に大きな隙間ができてしまうそうです。
そのようなとき、洗濯物の室内干しは湿度のコントロールに役立ちます。

理由③ たたむ→しまう がラク
吹き抜けに面した2階の物干しスペースは、洗濯物を取り込んでたたむ場所として使えます。
2階に家族の個室やクローゼットがある間取りなら、洗濯物をしまう動線が短くて済みます。
たたんだ洗濯物は物干しスペースに置いておき、家族が各自の分を持ち帰るスタイルもいいですね。

理由④ 多目的スペースとしても使える
吹き抜けに面した空間は日当たりがよく、開放感もあるため、お子さまの遊びやエクササイズの場所として最適です。

オーダー物干しでデザインが思い通りに
物干しスペースでは、パイプ状の室内物干しを天井に設置するのが一般的です。
この室内物干しは、アイアンやステンレスなどの素材を選べることはもちろん、色やデザインをお好みでつくることができます。
おしゃれな物干しを少しだけ多めにつくっておき、観葉植物をプランツハンガーで吊り下げるのはどうでしょう?

造居では、洗濯などの家事がラクになり、暮らしがもっと快適になる家づくりをお手伝いしています。ぜひお気軽にご相談ください。