bio house Hの北側にスペースを設ける理由

びおハウスについて

造居のお客様がbio house H(びおハウスH)を建てるときには、敷地内の北寄りにスペースを空けることが多いですね。
こんにちは。造居の小澤です。

家を建てるときの敷地の使い方については、日当たりや接道状況、隣地との関係を考えてご提案します。
もちろん、お客様のご希望もじっくりとお聞きします。
その上で、建物を敷地の北にギリギリまで寄せず、北寄りに少しスペースを空けることが多いのが、造居がご提案するbio house Hの特徴です。

■「北」の使い方を大切にする建築家・半田雅俊さん

建物の北側を空ける理由は、bio house H(びおハウスH)を構想した建築家・半田雅俊さんが「北」の使い方をとても大切にされているからです。

造居でbio house Hを建てるときには、半田さんが1軒1軒の設計を担当します。
半田さんは造居のお客様の敷地を必ず自分の目でチェックし、日当たりなどを総合的に考えて敷地の使い方を決めていきます。

■日当たりがよく、夏には涼しい風が
敷地の北寄りにスペースを設けることで、南側が狭くなり「日当たりが悪くなるのでは?」と思われるかもしれません。
しかし、半田さんが設計するbio house Hは間取りや開口部の工夫によって、十分な日当たりを確保します。

それにプラスして、北側を活用するメリットを味わい、楽しめます。
例えば、建物の北側を庭として使い、その庭を望めるウッドデッキや掃き出し窓をつければ、夏でも涼しい風を家の中に呼び込むことができます。

■花がこちらを向いてくれる北側ガーデン
北向きの庭をつくってわかる意外なメリットとしては、「花や葉が家の方を向いてくれる」というものがあります。
植物は光を求めて太陽の方角を向くため、庭の南側に建つ家の方に美しい花を開き、暮らす人たちの目を楽しませてくれます。

また、造居の事務所北側にあるウッドデッキには、様々な鳥がやってきて水を飲んだり、植物の実を食べたりしています。
6月ごろには熟して黒紫色になった桑の実を求める鳥が来ていました。桑の実は甘味があって人間にとっても食用になるのですが、鳥たちの分をちゃんと残すようにしています。

■北からのやわらかい光
家の北側にスペースを空けたり、庭を設けたりすることで、北側の窓から光や風景を取り入れやすくなります。
北から入る太陽の光はやわらかく、一般的に持たれている印象よりもずっと明るいものです。

■土地の選択肢が広がります
敷地の北寄りを上手に使うbio house Hなら、土地探しの選択肢も広がります。
南側が開けた土地ではなくても、土地の特徴を活かした設計によって納得のいく家を建てられます。
関心をお持ちの方は造居にお気軽にご相談ください。