家をより強く、より長持ちさせる大工さんの知恵

造居の家づくり

大工さんは昔から受け継がれてきた知恵を持っています。
「家のこの部分に適した木はこれ」「この木はこう使った方が強い」といった経験や知識を活かして材木を選んだり、作業を進めたりしてくれる大工さんは頼もしい存在ですね。
こんにちは。造居の小澤です。

角材になっても個性がある木
家の柱や梁には、たいてい四角く成形された角材が使われています。
実は、これら1本1本の材木にも個性があるのです。

見た目は四角い材木ですが、言うまでもなく元々は山に生えた木でした。
ですから、木の根の方は太く、先に行けば行くほど細くなっていたはずです。
ほとんどの木は斜面に生えていますから、途中で曲がっていた木もあるでしょう。
そのようにバラバラの個性ある生え方をしていた木を真っ直ぐ加工したのが、私たちが使う材木です。そのため、角材になってからも1本1本が個性を持ち続けているというわけです。

材木によって将来の「反り方」が違います
木はもともとたくさんの水分を含んでいます。
材木にするために乾燥させると、水分がどんどん抜けていき、収縮します。
その際、木の部位によって水分の抜け方が違うため、収縮の程度も違ってきます。
結果として、収縮の比較的大きな部位と比較的小さな部位の差によって、材木が反っていきます。
十分に乾燥させた材木を使って家を建てた後でも、収縮は少しずつ起こります。

大工さんは「適材適所」の名人
木を角材に加工したとき、木の中心がどちらに寄っているかや、木目などの特徴を見ることで、時間の経過とともに反っていく方向を予測できます。
大工さんはこのような木の個性、クセを知り尽くしています。
そのため、材木を梁や柱に使うときは、ズラッと並ぶ材木を見て1本1本の個性を見抜き、「適材適所」で用います。
例えば、梁は屋根の重さを支える部分ですから、アーチのように上方向に反ろうとする材木が適しています。そうすれば強度が断然増すからです。

プロの知恵はDIYにも役立ちます
最近では、建築の素人の方たちがDIYを楽しむことが増えてきました。
中にはDIYの様子をYouTubeで公開している人もいます。
そのような動画に対して大工さんのようなプロがコメント欄でアドバイスをしてくれることもあるそうです。
従来は縁がなかったプロの知恵に触れることができるいい機会ですね。

造居でも、お客様がDIYをされたいときには喜んでアドバイスをさせていただきます。
強度があって長持ちする家具などをご自分でおつくりになりたい方は、ぜひご相談ください。