自然のチカラで夏の夜を涼しく過ごす びおソーラー

びおハウスについて

自然のチカラで夏の夜の寝苦しさを解消するのが、空気集熱式ソーラー「びおソーラー」です。
こんにちは。造居の小澤です。

造居ではすべてのbio house H(びおハウスH)に「びおソーラー」を採用しています。
「びおソーラー」は冬をあたたかく過ごす仕掛けとして知られていますが、夏の暮らしも心地よくしてくれます。

涼風を取り入れて寝苦しさを解消します
 
夏、太陽が沈むと地表面から熱が放出され、温度が下がります。すると、地表近くの気温も下がります。この現象を放射冷却と呼びます。
夏モードの「びおソーラー」は涼風換気運転を行います。放射冷却によって外気温が室温以下になると、ファンが自動的に動き、軒先の換気口から涼しい外気を取り入れます。
取り込んだ涼しい空気は床下に送られ、床下のコンクリートに涼しさが蓄えられます。
そして、涼しい空気が床下から家中に届けられるという仕組みです。
「びおソーラー」の家に暮らしてみると、夏の夜の8~9時ごろに室内より涼しい風がスーッと入ってきて気持ちいいものです。

防犯のため窓を開けられなくても涼しい
 
「びおソーラー」の涼風換気運転は、防犯のため窓を開けられない家でも涼風を取り込めます。
エアコンばかりに頼らず、夏の寝苦しさを解消したい方に最適です。
 

新鮮な空気をたくさん取り込めます
 
「びおソーラー」は夏でも冬でも空気を介して熱を運びます。そのため、運転中にたくさんの新鮮な外気を室内に取り入れます。
最近の家には24時間換気の仕組みが付いていますが、「びおソーラー」の換気風量は通常の24時間換気を超えています。
例えば、床面積30坪の家なら、24時間換気の1.5〜2.2倍近い量の外気を導入します。
しかも、「びおソーラー」なら夏は室内の涼しさを、冬には暖かさを損なうことなく室内を換気できます。
 

日本独自の空気集熱式ソーラー
 
「びおソーラー」の基になっているのは、建築家で東京藝術大学教授だった奥村昭雄さんが考案した空気集熱式ソーラー(奥村式空気集熱システム)です。
同システムは日本の気候や建築材料を考慮した日本ならではのシステムです。2006年に特許の期限を迎え、現在は「びおソーラー」など様々な製品が販売されています。