bio house Hの屋根が雨に強い理由は?

びおハウスについて

bio house H(びおハウスH)の屋根は二重構造です。
水の侵入を防ぐ防水層が2層あるため、雨漏りにとても強くなっています。
こんにちは。造居の小澤です。

bio house Hは“置屋根”だから雨に強い

bio house Hは図の黄色い箱状の部分だけで、シェルターとしての性能を持っています。
つまり、地震に対する十分な強さと、雨に強い防水層を備えています。
その上にさらに屋根(屋根構面)を設けている“置屋根”がbio house Hの特徴です。
上に置かれた屋根にも、もちろん防水層があります。そのため、万一、強烈な風雨などで屋根から水が侵入してしまったとしても、黄色い箱状の部分が持つ防水性能によって、家の中まで水が伝わる雨漏りを防げます。

この“置屋根”構造はbio house Hを考案した建築家・半田雅俊さんの考えに基づいた仕様です。
造居が建てるbio house Hを施工しているベテランの大工さんが「こういう構造なら絶対に水が入らないよね」と感心するほど理にかなった、しかし現代の住宅では珍しい構造です。
 

置屋根はしっかり固定されています
置屋根と聞くと、昔の蔵のように本当に置いてあるだけの屋根をイメージされるかもしれません。もちろん、bio house Hの屋根は建物にガッチリと緊結されています。
 

熱がこもりません
bio house Hの置屋根は屋根と建物の間に通気層があります。
そのため、夏の日射熱によって屋根が高温になっても、通気層から熱を逃し、屋根裏に熱がこもらないようになっています。
また、図の黄色い箱状の部分には分厚い屋根断熱があります。屋根断熱には高性能の繊維断熱材を使っているため、日射による輻射熱が部屋に入ることを防ぎます。
 

雨の夜も静かに眠れます
屋根が二重構造になっているbio house Hの置屋根は、防音性が高いという特徴もあります。
雨が屋根を打つ音が室内に伝わりにくく、強い雨の夜でも静かな環境で眠りにつけます。
 

深い軒の出には雨を遮る効果も
bio house Hの深い軒の出は、夏の日射を遮って室内に届かないようにする役割があります。
さらに、強風に吹かれた雨が壁や窓に当たることを防いでくれます。家の中に雨を侵入させないための重要な働きです。
 

屋根の形がシンプルだから雨漏りしにくい
bio house Hは総2階で、屋根の形状もシンプル。
屋根は形が複雑になればなるほど雨漏りのリスクが高まるだけに、ムダのないフォルムの屋根は雨に強いのです。
 

雨漏りにお困りの方が多いからこそ
実は、他社が施工した家の雨漏りについてご相談を受けることが少なくありません。
どの会社さんも自信を持って設計・施工された家のはずですが、それでも起きてしまうのが雨漏りです。
これから家を新築される方にはぜひ、二重構造“置屋根”のbio house H(びおハウスH)について知っていただきたいと思っています。